OVA版『アミテージ・ザ・サード』

 近所のレンタル屋で、レンタルから落ちてたたき売りされていたので、購入してみた。作品名自体は以前から『天地無用!』の映画と同時上映にそんなのがあったなあ、という程度でしたが、認識していた。
 (以下ネタバレを含みます)
 どうしても映像が全体的にちょっと……という感じはした。まあ、その辺の不満は劇場版を見ると解消されるのか、と考えているけれど、でも劇場版は劇場版で「アメリカで大ヒット!」という宣伝文句に、どうしても俺は躊躇してしまう。誰か見ている人がいたら、評価を聞かせてください。
 とりあえず本編の話。ナオミ・アミテージが可愛いなあ。純なところを内に秘めつつ、外側では突っ張ってみせるそのバランスが最高。とか書くと「ツンデレですか?」とか厄介な質問が発生しそうだけれど、まあ、しょうがない。随所でカット割りのテンポの悪さとか、もうちょっとナオミがブイブイいわすといいんじゃないの、と思うところはあったりするけれど、しょうがないかなあ。95年だもの。
 小中千昭のアニメは、多分これが俺にとって初めてだと思うんだけれど(小説は、津原泰水編『十二宮12幻想』の「共有される女王」で読んでいるのだけれど、内容はもう忘れてしまった)、これを見ているより『serial experiments lain』を見たほうがいいとは思うので、次はその辺を見てみようかな。