上野毛あさみ・作 / 黒岩よしひろ・画『ステージガールズ』完全版 2巻

　以前は単行本未収録のまま、出版元がアレしてしまっていた分の単行本化。このまま3巻まで出てくれると嬉しいのですが、うまくいっているのかいないのか、ちょっと微妙なところかな……。
　内容としては、新キャラ女子2人が加入。あと既存のキャラの変化とか新コンビの結成とか。大きなお話の流れとしては、マゼコン(漫才全国コンテストの略)がスタートして、予選が終わるところくらいまで。
　この辺は記憶がだいぶ曖昧なんですが、新キャラ女子の片割れのルックスが俺好み過ぎるなあ。黒岩よしひろ先生の描くツンツンした金髪系のキャラは本当に俺の心の琴線にクルなあ。
　前巻から引き続いてカメさんは天才として描かれていく部分が多いのですが、弱点みたいなものも判明して行って……という辺りのバランス感覚は良いなあ。
　カメさんサイドの心の交流とかは百合度が強いです。こっちから勇気を出して前進してみたら向こうが予想に反して後退気味になってしまうと思わず追いかけてしまうじゃないですか。そんな感じ。