1月からの新番組の感想

 とりあえず、今のところ見ているものだけ。『デュラララ!』と『はなまる幼稚園』は見逃しているので、2話から視聴出来ればする予定。

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

 何か微妙な不快感が。女の子はある程度可愛いし、OP の民族衣装っぽい絵柄とかに代表されるガジェットとか音楽とか故障中の戦車とか、部分部分はまあ好きなのに、まとまって提示されるとイマイチ釈然としない。手を広げすぎて潔さに欠けると言うか。あと、暢気な雰囲気の中に無闇に対人戦争の背景が組み込まれているのが、ちょっといただけないかな。
 戦車のレストアから試運転だけで、どっか一話丸ごと使ってやってくれるのを期待しつつ視聴継続。
 そういうのが見たいんだったら断片的に見た経験のある『ストラトス・フォー』の燃焼実験の話を見返せば良いのに(ついでにグアムに行く話も)、と言うツッコミを自分で自分にしたくなるが。

バカとテストと召喚獣

 学園内のバトル物をわかりやすく提示したいんだな、と言う意図は理解出来るんです。でも、戦闘中の回復試験(だったっけ?)が「問題数・解答時間無制限」と言うのは試験では無くてクイズだと思うの。その辺の違和感が俺の中で波及して行ったのかもしれないけど、「テストの結果によるクラス分け」という肝心の舞台設定の説得力が低下しているんじゃないか、と言う危惧があります。あんまり期待できないけど、とりあえず視聴継続……かなあ。

『バカテス』 追記

 上の内容を書いた後で2話を見たので追記
 何かこう、更に訳が分からないことになっているなあ。1話の冒頭15分くらいを見逃しているせいなのか、主人公絡みの三角関係がハッキリと俺の中に印象づけられていないから、訳分からなく見えるのかなあ。まあ、どうでも良いと言えばどうでも良い。

ひだまりスケッチ☆☆☆』

 鉄板。なのだが、知人からの評価はイマイチなようだ。その知人がこういうのと合わないのは想像に難くないが。
 その知人が「あれシャフトなの? それにしては絵柄がシャープじゃない印象が……」みたいなことを言っていたけれど、それはキャラデザの人の役割を過小評価していると言うか、製作会社を示す代用特性としての絵柄を過大評価していると言うか、ちょっと返答に困った。俺もちゃんと説明しろって言われたら困るけど。

おおかみかくし

 特に言う事はない、と言うか。まあ今のところ登場人物の殆どが嘘吐きに見えると言うか、重要事項を明らかにしていない(部分的に雰囲気で明らかになっているキャラクタの位置付け、とかは有るにせよ)と言うか、そういった状態なので、とりあえず視聴継続。

感想を書いていて思ったこと

 何か、俺の中には「アニメ化された作品って、俺の好みには合わない場合もあるけど良く出来た作品なんでしょ?」みたいな思い込みと言うか強迫観念と言うか、そういった物が拭いがたく存在しているのではないか、と思った。ラノベとか漫画とかそういったカルチャーの00年代の状況を、あんまり理解しないまま生きているのは良くないのかなあ。