1月からの新番組の感想 その2

『デュラララ!』

 最初に見たのは第2話。ライダースーツのお姉さんが魅力的。第2話だけ見ると、オムニバスっぽい構成なのかな、と思った。どういう風に話が進んでゆくのかよく分からなかったので、第1話を見てみたり、wikipedia のネタバレを含む記述を読んだりしてみると、それなりに構造は分かった。1話の内容を、別視点で暴力的なガジェットやイベントを多めに配置して、なぞり直しているのが2話らしい。視点とか登場人物の過去とかがカギみたい。原作の小説を読んだわけでは無いから何とも言えないけど、その辺の視点とか過去とかの描写の分量が、ここまでは少なかったり、ちょっと語り口が効果的でない(何となく視聴者を惹きつける布石が少ない印象)と感じたりした。それとも原作からこんなスタンスだったりするのかな? 俺の目がフシ穴なだけ? チャットの描写だけで充分だったりする? 原作を1冊読むとアニメの数話分のボリュームがしっかりあってこの辺の危惧は杞憂だったりしますか?
 長いスパンの話としては、暴力的なガジェットがカギになってくるみたいなんだけど、今のところその辺りの描写が必要以上に秘匿されているように感じた。暴力的なシーンの登場人物と主人公サイドの登場人物が(ちょっと考えればつながりを持たせないと長期的な話は成立しないのだけれど)つながってこないような印象。ネタバレ記述を見た後だと、この作品は俺の好きそうなガジェットを俺の好きそうなやり方で綴った小説である可能性が高くて、しかもおそらく最も効果的に表現出来るメディアは小説なのではないかと感じてしまって、もの凄く残念だったりする。
 視聴継続かどうかは悩ましいところ。

はなまる幼稚園

 2話だけ見た。まあ女性教員さんを目当てにしつつ、ダラダラ見るのには良いんじゃないの。ちなみに俺のお気に入りは草野先生かなー。わかりやすいね! ……ってか、GAINAX だったのかよ。そのせいで評価は上方修正されるかもしれんが、俺にとっては大きな問題ではない。あとEDが秀逸。
 とりあえず視聴継続。