『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』

 ちょっと遅ればせながら、見てきた。まあ、概ねWEB上で見かけた感想通りかな、という感じ。
 (以下ネタバレ注意)
 いちばん気になったのは、「ママがもしもボックス破棄→のび太ドラえもん仲違い→仲直り」までの時間が短すぎるということ。昼間に仲違いして、その日の夜のうちに仲直りしているのはちょっと仲違いしている時間が短くて、何だか仲直りしたときの感動がうすれる感じ。他にも美夜子/メデゥーサのキャラ掘り下げ描写のために、それ以外の部分で、特にのび太サイドが魔界に行く決心をするまでの描写が少なくなっている、ということなんだろう(別に美夜子/メデゥーサの描写が悪いと言っている訳ではない。原作との違いが目についてしまう、というだけ)総体としては良い出来。猫美夜子とのび太の別れの場面とか、のび太が再度魔界へ乗り込む決意をする場面とかは凄い泣けた(お子様に混じって涙ぐんでしまった)。
 あとは、のびママが、布団の準備をするところの所帯臭さとか、地震のび太をテーブルの下に引っ張り込むところののび太への愛情とかが、もの凄い俺の趣味にヒットしていた。結局ママかよ!