『みなみけ おかわり』第1回

 なんだか色々言いたいことができたので、つらつらと書いてみるぞ。

OPについて

 何だろう、全体的にロボットアニメとかアクションの多いアニメとかみたいな印象を受けた。レイヤーの使い方のせいな気はするんだけれど、あんまり確かなことはいえない。あと、前のOPが日常のどたばたにマスコット化したデフォルメキャラがカットインしてくる、という構成だったのに対して、今回のOPはなんていうか、止め絵としての綺麗さというかケレン味に近いモノというかが多くて、何ていうか、やっぱりロボットアニメっぽい。っていうかサンライズ? あと、桜庭コハル先生がたまにやる「睫毛と虹彩のものすごい描き込み」の絵が一時期これでもか、というほどに出てくるんだけれど、あれは普通のタッチの合間に織り込むからアクセントとして機能するものであって、あんなにたくさん(3姉妹同時に!)出しちゃあいかんモノだと思う。動画としてみたときに、画面の作り方として非常にある意味で参考になるモノだっていうのは認めるけど、「動けばいいってもんじゃないんだよ、この馬鹿野郎が」という気分にはなった。

美術について

 明らかに、前作と家の構造が違っているよね? リビングに通じる扉が引き戸になっていてものすごいびっくりした。あと電話関係の位置とか意匠とか。何だろう、第1期と並行して今シリーズを作っていて、うまく統一が取れなかったのかな。見ていて違和感があるからできるならやめてほしいんだけど。

チアキアホ毛の演出について

 『アホ毛』っていうのも、なんだかあんまり使いたくない用語だけれど、それ以外に言いようがないからとりあえず使っておく。前のシリーズであんなにあからさまなアホ毛による感情表現ってやってなかった気がするんだよなあ。見ていて違和感が以下省略。

ハルカのかくし芸について

 ハルカは多分あんな芸をする子じゃない! っていうのは8割方俺の妄想なので、別に気にすることじゃないっちゃ無いんですが。ハルカはもうちょっとテクニックの要求される(例えばテーブルクロス引きとか)が似合うんじゃないかなあ。少なくとも、あんな出落ちの芸をするような方向性ではないと思うんだけれど。

キャラデザの話

 キャラデザなのか原画マン作画監督の癖なのか、それとも色指定関係(?)の話なのかよくわからないんだけれど、全体的に前のシリーズよりもシャープな感じを受けた。
 大体こんなところ。