偽史

 大まかなアウトラインと妄想だけ書き留める。
 皆川ゆかティーパーティー』シリーズと『セーラームーン』の類似性とか平行性とか考えたけど刊行年代が微妙にぶれているのよね。両者とも「カップルとそれを取り巻く善人の話(前世絡み)」であって、80年代の足跡である。
 酒見賢一の「大予言」評とかを孫引きして、80年代っぽさの源流とか考える。
 酒見の話が出てきたところで、新潮のファンタジーノベルとかにも触れようかな。
 流星香(もう65冊も本出してるんだあ……流石長いなあ。俺が持っているのは14冊くらいですが)とかもちょっぴり触れておきたい。
 というか、読者がほかにどんなものを摂取していたかを考えることによって、帰納法的に(笑)、ラノベ(と現在呼称されるもの)の特性って分かるんじゃないのかな。MMの話か。
 
 とか、考えたのだけれど、色々年代を調べるだけの時間がない(作者公式サイトとかに一覧があればいいんだけどね……新装版とか出てるとAmazonではそっちばっか引っかかっちゃうし)のと、全文きちんと読んだことのない『トンデモ本の世界』のどれかで引かれた酒見賢一の「大予言」評を孫引きして論を組み立てるなんて、元歴史学徒としては耐えられないのと、まあ色々でとりあえず梗概だけ。
 
 ここを見てる人には言うまでもないことだけど、この辺の話だよ。