自分の立ち位置を考える

要旨

 要は、Web上の情報をニュースサイト経由で追っかけている際に見かけた記事に心を揺らされているだけ。その揺れの内容を、こまごまとオチもなく書いた記事だよ。

はじめに

 アルファブロガーと呼ばれるような人たちに憧れる気持ちや、今のこのブログの立ち位置とかに納得していなかったりする部分はあるんだケド、自分の中にある諦念とかのせいで、それを素直に出せずにいるというか。この辺の問題は時折頭にこびりついて離れなくなるので厄介だなあ。

自分の立ち位置 (1) ― 基本姿勢編 ―

 ちょっと前に自意識過剰になっていた時に、色々とノートに落書きをしながら、「自分はやはり何か文章を書いているのが好きだ」というコトを自覚したので、何か文章をBlog上に書いていくというのは続けていきたいと思っている。んで、そこで何を書くかというのは問題になってくるんだけれど、文章自体のジャンルとかに俺が感じている魅力とかよりも、その文章の周辺の事情とかに惑わされてしまいそうで、ちょっと不安と言うか、ミーハー気味な自分にちょっと嫌気が差すと言うか。それと絡んで、文章を公開していると自意識過剰になってしまう場合もあったりするが、不必要に過剰な自意識は発生させないようにしていきたいとは考えている。

自分の立ち位置 (2) ― アレな漫画編 ―

 万人受けするような記事を書くのはハードルが高いので、ニッチな読者を狙って記事を書こうとしている。アレな漫画、ってジャンルにはそういったコトが可能だという光明を見出しているんだけれど、もっとエッジな方向へ行ってみてもいいのかしら。『全姉連』とか『RENNOS』みたいに、アレな漫画のうちでも特定のジャンルに絞るとか。もしくはアレな漫画を巡る状況にスコープを広げてみたりしようかしら。『たまごまごごはん』みたいに。

自分の立ち位置 (3) ― SFファン編 ―

 基本的に自分の興味の赴くままにSFを読んでいて、Blog上にその感想をUploadしているのは、まだ見ぬ何処かの誰かの役に立てばいいと思っているからだったり。感想を書くことがSF系の読書に対するモチベーションの維持に役立っているのだけれど、時々本末転倒になってしまっているのでは、という不安から自意識過剰に陥るような場合もある。しかし少しずつでもSFに関するこのBlog上の情報量も増やして行きたいところ。基本的なSFの経験値と言うか功夫と言うかが不足しているのは、最近だいぶ割り切れるようにはなってきたものの、どうしたものか。

自分の立ち位置 (4) ― クリエイター厨編 ―

 いまだに(20代後半にもなって)クリエイティブな何かへの憧れと言うか希求と言うか、そういったものは自分の中で燻っていたりする。実際に何かまとまった作業をしていると言うわけではなく、あくまで思っているだけ。同人活動にも多少関わっているとはいえ、コンテンツの中でメインどころではない。ライフプランのどこかで、この辺の事柄をどう処理していくか、その他のことも含め棚卸でリストアップして、プライオリティを見直す必要があったりするのだが、手付かずになってしまっている。後述する内容とも重なるけど、周囲のクリエイティブな人間とのバイタリティの差ってのを感じて萎縮してしまうこともあったりして、ちょっと辛いなあ。

自分の立ち位置 (5) ― ウォッチャー編 ―

 ウォッチ対象が……段々活動を縮小していて複雑な気分。
 上野毛あさみ先生は、俺個人の印象では事実上の引退しているみたい。別名義での復活はありえるのかしら? 別名義で活動をしていても判別できないと言う問題はあるが。
 皆川ゆか先生は公式HPをBlog化して以降、約1年半音沙汰が無い。多分何らかの仕事はしているんだとは思いますが、公表されていないので何とも。春に花見行けば良かったのかな。5年待った(俺自身は2年半くらい?)皆川ゆかファンも居ることですし、大したことでないと言えばそうなのですが、あの当時はまだ公式HPの日記と言う燃料があったしなあ。皆川ゆか先生は1つの文章を書くのに集中するとホワイトボードの簡単なメモ書きですら書くのが億劫になると言う性質の人間なので、Blogの更新が無いのはそれが発生しているせいだと考えてじっと待つのが、よく訓練された皆川ゆかファンの姿ですよ! 火浦功という例もあるしね!
 新規開拓は……あんまりするつもりは無いかなあ。俺は別に「ウォッチするのが好き」なのではなくて、「好きだからウォッチしたい」という性質の人なので。ここは本末転倒していないよ!

自分の立ち位置 (6) ― プライベートな人間関係編 ―

 俺はチキンなのであえて誰とは言わないが(と言うか、わりと誰にでも当てはまる事項なんだケド)、俺の周囲に居る人間に対して、俺はコンプレックスを抱くことが多かったりする。若干具体的な要素を挙げると、その人のバイタリティだったり、特定のジャンルに対する造詣の深さだったり、戦略的に行動出来ることだったり、オンライン / オフラインを問わず人々の耳目を集めていることだったり、という内容である(こう書いてしまうと、はなはだ無味乾燥な印象になってしまって、その人たちと直に会ったときのインパクトと言うか生々しさと言うか、俺の心に生まれた敗北感というかを伝えることは難しいのだけれど)。一言で言うならばジェラシーなのだけれど、それも一言で片付けすぎな気はする、「暗いと不平を言うよりも、すすんで明かりを点けましょう」という気持ちになれないことは確かで、その辺りには俺自身のネガティブ思考の様子がよく現れているのだけれど、だからといってスイッチを切り替えるようにポジティブ思考に変化させることは出来ないなあ。

自分の立ち位置 (7) ― 仕事編 ―

 今のところ、自分は仕事上ではチームのメンバとして従事していることが多い。所属しているチームの事情によって、俺自身の作業の重要度とか分担範囲とかは上下することが多いけれど、基本的に作業をアサインされて行動するという立場に変わりは無い。つまりはチームの手足だよね。いずれは、作業を分担して管理していくような業務を出来るようになりたいなあ、とは思っている。そのためには管理の能力は勿論のこと、技術的なバックボーンも必要になってくるよね。目先の何年か通用するような、悪く言ってしまうとある意味表面的な技術ではなくて、もっと長いスパンで通用するような技術についての実力というか。
 まあ、それは今の仕事(もしくはそれに近い仕事)を生業とするという前提での話なんだけれど。

まとめ

 基本的に20代後半にもなって、何モラトリアムみたいなことを言っているのか、という内容ではある。俺は、ちょっとしたことでも心を揺さぶられてばかりいる、というのが非常によく表れている。自信満々な自分、というのも想像しただけで歯が浮いてしまう代物なのだけれど。
 こういうことはprivateなエリアに書いておけばいいのかもしれないが、あえて公開してみた。