機本伸司『神様のパズル』(現在進行中)

 まだ読みきってないけれど、書きたいことが出来たので書き留めておく。
 「神様のパズルって面白いですか?」と知人に聞いたら、「あんまり面白くないけど、お前はこれを面白いって言うような奴だよ」とか返された。正直そういう返しをされると、自分しか好まないようなヤツなのかな、とか、素直に楽しんじゃうとその人の価値観が分からないかな、とか色々バイアスと言うか先入観と言うかがある状態で読まなくちゃいけないので、ちょっと苦しい。作者はどういうこと考えているんだろう、とか言うメタを張るのが好きなのに、そこで更にそれを読んでいる自分自身にもメタを張るというか、一歩退いた視点で読まなくちゃいけないような脅迫感があって困る。というわけで「コラットの森林」を聞きながら自分語りだ。
 ああ、ツンデレとか大森望が言っている女の子は別にツンデレじゃなくてもいい気がする。純粋に俺の好みで言うと、登場時点の円周率と音楽の関係をこじつけようとする理論とか好み。あとハッカーっぽい部屋とか。俺は『ルー・ガルー』で美緒が基盤たくさんぶら下げて、乗り込んでくる辺りが大好きなヤツですよ。ハードウェアに囲まれた女ハッカーが好き、ってことは『X』でも買って八頭司颯姫にでも狂っていればいいのじゃないかしら、劇場版しか見てないけど。