日本語は難しい / ピュア

 上野毛あさみのステージガールズ日記 - キャラの立て方伝え方

 毎度おなじみ、というほど言及してませんが、上野毛あさみ先生の日記。日本語って難しいね、という話で、これ自体はいいのですが、次。

 上野毛あさみのステージガールズ日記 - シゲさん

 そういうわけで下の続きですが、シゲさんとは
どういう子かというと、
(引用者註:下は「キャラの立て方伝え方」の記事)


「自意識過剰で、思い込み激しくて、律儀で、
融通が効かなくて、曲がったことが嫌い」な子。


 一言でいえば、「四角四面」な女の子です。


 いないですよねえ、他の漫画にそんな子は。
そりゃ黒岩先生や編集さんに分からないはずだ。


 …ひょっとして、読者の方にもつたわってない?

 ちょっと考え込んで、木津千里(『さよなら絶望先生』)ってのが浮かんだんだけど、俺の目は曇っているのだろうか。それとも、上野毛あさみ先生が意図している「他の漫画」の範囲が、俺の想定している範囲よりも狭い、もしくはずれているのだろうか。
 さらっと「いないですよねえ、他の漫画にそんな子は。」とおっしゃる辺りに、とてつもないピュアさを感じる。俺は、「自分の考えていることは、誰かがもっと精密に考えているに違いない」という思考をしてしまう人間なので、単純に驚いているのです。