高瀬彼方先生 復活?

 ソースはご本尊から。
 http://home.c08.itscom.net/t-kanata/index.html
 個人的には、『カラミティナイト』の続きを書いて欲しいなあ。
 告知は通常の日記とかに戻ったときに、消されるかもしれないので、一応引用して保存しておく。

 諸君、私は復刊が好きだ
 諸君、私は復刊が好きだ
 諸君、私は復刊が大好きだ

 女王様が好きだ
 羅刹兵が好きだ
 災禍の夜が好きだ
 カレイドアーツが好きだ
 黒騎士物語が好きだ
 隔離戦区が好きだ

 学園で 戦場で
 宇宙で 地上で
 戦国で 現代で
 市街で 異世界
 廃墟で 競技場で

 寡作な割りに色々な舞台で戦いを繰り広げてきた自作の復刊が大好きだ
 戦国時代に巨大ロボを投入しながらも歴史の流れそのままに物語を展開する自分の無茶ぶりが好きだ
 作者である私自身よりも、深く深く読者が作品に感情移入して熱い感想を寄せてくれた時など心がおどる。

 木造ロボットが耐久度の低さに悩みながらも戦場で暴れ回るのが好きだ。
 気弱な眼鏡っ娘に世界の命運を背負わせて戦わせてみたりしたら予想以上に鬱展開になっちゃったけどそれが一部読者に妙に受けてしまった時など胸がすくような気持ちだった

  

「力とは」「強さとは」という、多様な回答が存在する命題を扱いし、明確な結論などでるはずがないだろって感じの状況から、常に何かを問い続ける物語を綴るのが好きだ
 単純な燃え萌えライトノベルとして普通に読めるようにあまりテーマ性を打ち出さずに書いているのに、それを読み取ってくれた読者がいた時など感動すら覚える

 書評サイトでボロクソにけなされるのも「ああ、それでも読んでくれたんだな」って感じで好きだ
「読んでくれた人には好評だったんだけど、そもそも読んでくれた人は少なかった」という感じでシリーズが打ち切りにはるのはとてもとても悲しいものだ
 他の小説や日記を更新しただけでも「そんな暇あったらカラミティ書け!」と嬉し悲しいプレッシャーをかけられるのは「そんなこと言われても……」という感じだ
「ランブリング・カレイド」が、最終的に描き出すテーマを伝えられずに、ツッコミ易すぎるツッコミどころを叩かれただけで終わってしまったのは屈辱の極みだ

 諸君、私は復刊を、怒濤のような復刊を望んでいる
 諸君、私に付き従う復刊を願う読者諸君

 未完シリーズの復刊を望むか?
 書かれざる物語の終着点を描く、気合いの復刊を望むか?
 狂気と絶望が待ち受けている物語の行き着く場所を見届けるための復刊を望むか――?



「復刊! 復刊! 復刊!」(百通以上来ました。多謝!



 よろしい、ならば復刊だ

 我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
 だがこの出版不況の中で、再刊に至るまでの道筋を数年間待ち続けてきた我々にただの復刊ではもはや足りない!!

 

 大復刊を!!
 一心不乱の大復刊を!!

 我らはわずかに一と百人強 出版業界にさしたる影響力を持たない少数に過ぎない
 だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
 ならば我らは諸君と私で総力1万と1人の購買層となる
 

 我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
 髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう
 連中にいまだ知らぬライトノベルの味を思い知らせてやる
 連中を我々の望む物語の終着点に引きずりこんでやる

 天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
 100人強を起点とする読者層の波及で
 未完のままに終わるはずだった物語を終着点まで導いてやる

 高瀬彼方、第三次復活モード発動。


 行くぞ、諸君! そしていまこそ明かそう、そのタイトルを!





「天魔の羅刹兵」 幻冬舎より今夏、再刊決定!


「カラミティナイト」、まだ社名は明かせない某社より再刊企画進行中!


 ぬか喜びと、ほのめかしだけの告知は終わりです。確定的に告知できる情報のみを、最大のインパクトでぶちかましたかったのです。それが何を意味するのかというと、まだここで告知できる段階ではない企画も存在するということです。複数の出版社で始動するため、告知のタイミングが難しかったので結果的に「焦らされてる」と感じた方がいらっしゃったようで、その点はお詫びします。でも、作家として誠実でありたかっただけです。いままで、読者の期待に応えられてなかったこと、ちっとも気にしてないなんてこと、ありません。