五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密』2巻(補遺)

 先日の記事の補遺。

 この本の刊行は2005年なのだけれど、その当時の自分が読んで、どう思うか?というコトを考えてみた。結論としては、やっぱりあんまり楽しめないだろうな、という結果。
 昨日書いたお嬢様の家族構成についての疑問なのだけれど、私がそういった家族構成を見た最初と言うのは(私の記憶に残ってる範囲なので、歴史的にはもっと古いのだろうけど)小島あきらまほらば』です。しかもアニメ版(2005年)だったか、その後で買った原作コミックだったのかは判然としない。でも『まほらば』を見たときにも、それほど斬新さを感じた記憶はないから、もっと前にも見たことがあるのかもしれない。もしくは既存のキャラ造形の応用と組み合わせで連想されるものなのかもしれないけど、よくわかんないや。
 あと新キャラについて補足。女の子が一人追加。春香をライバル視しているようで、主人公にも多少かかわりを持ってきたので、ひょっとしたら今後三角関係話があるかもしれない。2巻までのお話は、この後の三角関係話をスムーズにやるために、主人公と春香の間に充分なコミュニケーションを成立させておくためだったのかしら。