俺は安い男だなあ。

 ちょっと不機嫌だったのだが、買い物に出かけて、ついでに前からちょっと興味のあったレストランで食事をしたら、何となく気分が回復してきた。レストランではカウンター席がない造りだったので、4人用のテーブル席に案内された。料理の皿の大きさが大きかったので、広いテーブルが使えて良かったのだけれど、取り皿も4枚渡されたので、誰かと一緒に来た場合のことを考えてながら食事をしてしまった。そこで一等最初に考えたのが、大学の同期の女子のことだった、というのは抜群に内緒だ。博士課程行くとか言っているので、結果が出たら食事にでも誘おうかな。俺が実行するのは5%くらいの確率ですが。
 あ、持っていたポイントカードで10%OFFの上、ポイント加算もできて、次回の割引券ももらえた。行きつけの店の系列店だから当然といえば当然だけれど、また来ようという気にはなった。
 んで、帰る途中でごく稀に行く古本屋へ行ったら、昔紹介記事を見て印象に残っていたゲームが置いてあった。値段を見ると3桁だったので即購入。ちなみにタイトルはこれ。小説版は以前入手しているのだが、まだ読んでいない。帰宅して即インストール。昔のゲームだからなのか、「テキストを先に進めるためのキー操作・クリック等をしてください」というインジケータがやけに早くちらちらしていてちょっと気になる。流石に10年近く前のゲームだからなあ。今のPCはAMDAthlon(tm) X2 Dual Core搭載だもの。流石は新型パワーがダンチだ! というやつ。
 ストーリー自体は、ちょっと複雑そうなサスペンス仕立て。ストーリーなんて知ったことか! ではあるのだが、とりあえずストーリーをしばらく進めてみることにします。
 ……と言った舌の根の乾かぬうちに、ごにょごにょしてしまうわけですが。ああ、でも好みそうな女の子の幸せそうなCGがあったので、それを目指して頑張る気力がわきました。