戸惑い

 『カラミティナイト -オルタナティブ-』の感想を書いています。1巻部分の感想はひと通り書いて、2巻部分の感想は書くことが大まかに頭の中で決まっている、という状態です。
 何かこの期に及んで、自分の感想を公表して、多くの『カラミティナイト -オルタナティブ-』ファンの目に触れさせるというのが、もの凄くいたたまれなくなってきています。具体的には「主人公の敵役が主人公を傷付けるシーンで、俺も非常に興奮しました」という趣旨の文章を「主人公のブログ」と言う体裁をとっているページからリンクが張られて、あまつさえ「主人公がリンク先の文章についてコメントを書く」というのが、個人的にはもの凄くいたたまれない。何と言うか、「主人公サイドの3人の関係」とかに注目している感想が多く投稿されている中に、俺の感想みたいなのが混じっていてもいいのかなあ、と疑問に思ったり。
 あと、2巻については「主人公の親友が事件に巻き込まれた後の『決着』の付け方が、とてもあっさりしていて、その淡白さゆえに『決着』の酷薄さが際立つ」みたいな趣旨のことを書こうかと思っている。1巻の感想もそうなんだけれど、俺が注目してしまうポイントって「それに注目したいんだったらハルキ文庫版でいいじゃん」って代物なんだよね。今回のリメイクが最大に効いてくるところって、個人的にはリメイク3巻以降の部分だと思っているので(イトコが多分出てこないだろうコトとか。リメイク2巻までの部分でも、『災禍の心臓』の人と主人公の親友とのやり取りなんかは、百合的要素が加わったせいで、ハルキ文庫版より印象的になったような気がするけど)、まあしょうがないといえばしょうがないよねー。
 とりあえず、販促キャンペーンに参加するかどうかは保留して(数日前までヤル気満々だったのにな!)、引き続き感想を文章にしてみる努力を心がけよう。